テニス肘、という言葉を聞いた事があるとは思いますが
正式名称は、「上腕骨外側上顆炎」という名前です。
二の腕の骨が上腕骨というのですが、その骨の手の甲親指側の肘のあたりが上腕骨外側上顆です。
ゴルフ肘、と言って力んだスイングをしすぎるとここが痛くなることもあります。
(右利きの人で テニス肘は右肘、ゴルフ肘は左肘です。)
※上腕骨内側上顆炎は野球肘です。
何故そこが炎症するかは、
手首を背屈(手の甲側にのけぞる)する主な筋肉が全てその肘の部分についているからなのです。
やりすぎると、骨についてる筋肉のつなぎめの腱が骨を引っ張ってしまって炎症すると言われています。
実は、最近ではパソコンを使う人もこの炎症をよく起こすといいます。
「パソコン肘」です。
なってしまった場合の対処法は
保存や肘バンドをつける事ぐらいしか今の私は存じ上げません。申し訳ありません。
ただし、ならない為の対処法があります。
手を掌屈(掌側に曲げる)させてタイピングするようにすることです。
(これは手根管症候群の予防にもなります。)
大げさにすると
こうではなく
こっちにしてタイピングする事です。(大げさにすると)
お試しください。
※ちなみにマイクロソフト社は、ちゃんとした姿勢で仕事できるように
一人一人に椅子とデスクを専用で作成しているようです。
(それだけ働くうえで姿勢は大事だという事かもしれません)
正しい姿勢は、目線が直線よりやや下にくるあたりです。
クッションなどを利用してその姿勢を作れるかもせれません。
それとやはり、たまに手を休めて広げて肩甲骨を上下に動かしたり寄せたりするストレッチも大事です。