行って参りました
『サイパン シンちゃん!!』
改め
『近所の鉄板焼き家 つどい』さんへ。
慎太郎君をカウンターで囲むというのは
みんなの描いていた未来だったきがするので
「楽しかった」という一言では言い表せない
「楽しかった」でした。
約3年半前に、次の日仕事の慎太郎君を急に夜中に呼び出し
名古屋から大阪まで拉致しました。
僕は助手席に座っていただけで、完全に雅士君という人の単独犯行でした。
いきなり名古屋高速にのった雅士君が
「今から大阪行くから」
と言ってから10分間くらい
慎太郎君は「やめろ!!!降ろせ!!」と叫んでいました。
結局閉店まで残る事になった僕は
電話で雅士君に八つ当たりをしていました。
「全部お前のせいだからな!!!ブチ!(電話)」
「太郎君。漫画喫茶(宿泊先)まで送って!」
と言って太郎君にバイクで送ってもらう事になり
店をでてすぐの交差点で雅士君から着信がありました。
ー 小川 「もしもし!!」
ー 雅士 「・・・・・・・」
ー 左側に止まった車「切れてんじゃねーよ!!ぼけ!!!!!!」
あ~、舞台が整ってしまった。。。
ー 太郎君 「どうする?雅士の車乗る?」
ー 小川君 「いや。とりあえずこのまま太郎君の家に向かって」
ー 小川君と雅士君
「雅士。今から伊勢神宮まで行ける?」
「おう!」
『慎太郎君。とりあえず車乗って。ラーメン行こう』
という事で二度目の拉致事件が起きたのですが
今回の慎太郎君の絶叫は凄みを増していて
あの雅士君が途中で高速を降りて引き返しました。
ー 太郎君「どうだった?」
ー 小川「太郎君。結構歳とったからさ、あっさりしたのが食べたかったわ。あーいうのとかこういうのとか。」
ー 太郎君「他のお客さんにも言われたわ~」
(まだメニューはお試し中というか、基本、頼んだものを作ってくれるスタイルです)
ー 小川「あっさりしたのが斯く斯く然々で斯く斯く然々な気がするんだけど。」
ー 太郎君「うん。うん。」
ー 雅士君「太郎君はいいやつだな。いいやつだからな。」
「いいやつだからそうやってお客さんの意見を全部取り入れていって
最終的に『よくあるメニュー』ができちゃうんだろうね。
お客さんの要望を全部聞いていくと必然的にそうなるよ。」
お客さんへのご意見もすごく大事だし、
自分のこだわりも持ってないといけない。
難しいけど、やりがいはある話です。
僕らはロボットじゃないんだから。
「ていうかもうこんな時間じゃん。これ、後一時間もあれば伊勢神宮まで行って今頃名古屋まで戻って来れてたて」
という拉致失敗談でした。